にしき堂のもみじ饅頭 [Comfortable Life]
休憩から戻ると、デスクにお菓子が生まれていた。
「うわ~っ!もみじ饅頭じゃない!それも、にしき堂の!」
わたしにとって、もみじ饅頭はふるさとの味。
祖父母の時代から、にしき堂と決まっている。
お茶を用意して、すぐにほおばる。
この、白っぽい薄紫色の、やさしい味のこしあんが、たまらない。
小豆の餡が苦手だった子どものころから、大好きだった味。
お盆に広島に帰れないのはちょっとさみしいかも。
味覚からホームシックになるなんて、ね。
にしき堂のもみじ饅頭
かじってから写真を撮りたくなって、隣の席の彼に小声で呼びかけた。
「ねえ、もみじ饅頭、貸してくれない?」
彼は、困惑した振り返った。
「えっ?しまんちゅ、ですか?」
うん?島人?
貸してくれてもいいけど…。貸してくれるの?!
「うわ~っ!もみじ饅頭じゃない!それも、にしき堂の!」
わたしにとって、もみじ饅頭はふるさとの味。
祖父母の時代から、にしき堂と決まっている。
お茶を用意して、すぐにほおばる。
この、白っぽい薄紫色の、やさしい味のこしあんが、たまらない。
小豆の餡が苦手だった子どものころから、大好きだった味。
お盆に広島に帰れないのはちょっとさみしいかも。
味覚からホームシックになるなんて、ね。
にしき堂のもみじ饅頭
かじってから写真を撮りたくなって、隣の席の彼に小声で呼びかけた。
「ねえ、もみじ饅頭、貸してくれない?」
彼は、困惑した振り返った。
「えっ?しまんちゅ、ですか?」
うん?島人?
貸してくれてもいいけど…。貸してくれるの?!
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