落雷のち満月 [Cumin Seeds]
相模川の右岸では、突然の豪雨。
激しい稲光が何度か続いたところで、オフィスが一瞬にして闇に包まれる。
バッテリーで動く、ノートパソコンの画面だけが、ぼうっと光を放つ。
「のどが渇いたけど、自動販売機が使えないんだ」と、誰かがつぶやく。
電気にどれだけ頼って生きているのかを、思い知らされる夜。
雨がやむのを待って、落雷による信号故障から復旧した大混雑の小田急線に乗り込む。いつもの2倍の時間をかけて、よろよろと家にたどり着く。
見上げると、雲ひとつない空に、すました顔の丸い月。
下界の騒ぎなんて、興味なくてよ。
ほえ~。
激しい稲光が何度か続いたところで、オフィスが一瞬にして闇に包まれる。
バッテリーで動く、ノートパソコンの画面だけが、ぼうっと光を放つ。
「のどが渇いたけど、自動販売機が使えないんだ」と、誰かがつぶやく。
電気にどれだけ頼って生きているのかを、思い知らされる夜。
雨がやむのを待って、落雷による信号故障から復旧した大混雑の小田急線に乗り込む。いつもの2倍の時間をかけて、よろよろと家にたどり着く。
見上げると、雲ひとつない空に、すました顔の丸い月。
下界の騒ぎなんて、興味なくてよ。
ほえ~。
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